家康が出たらどうする?

本年度の全国通訳案内士試験二次口述の本番(12/8)まで、あと19日です!

さて『どうする家康』は昨年の大河ドラマでしたが、徳川家康は今年、国際的に大きな話題となっていますね。

そう、アメリカのドラマ『SHOGUN 将軍』です。

主人公の吉井虎永は、徳川家康がモデルです。真田広之が主演・監督を務め、エミー賞の主要部門を総ナメして話題になりました。

PEPの会員で現役の通訳ガイドをされている方のお話だと、今年来日した外国人観光客の中には、少なからず『SHOGUN 将軍』の影響で日本観光に来た、という方がおられるそうです。

ご存知の通り、二次口述の出題は「外国人観光客の関心事」(ガイドライン)です。

通訳ガイド試験では、プレゼンテーションのお題で2015年度にズバリ「徳川家康」が出ています。

また、家康に言及すべき過去の出題は「江戸」(2014)、「鎖国」(2014、2020)、「東海道五十三次」(2015、2016)、「中山道」(2015、2022)、「江戸城」(2016)、等々、無数にあります。

もし、今年のプレゼンテーションや質疑などで「徳川家康」が出てきたら、上の話題に触れてみてはいかがでしょうか?

Tokugawa Ieyasu served as the model for Yoshii Toranaga, the central character of the U.S. drama “SHOGUN.” Starring Hiroyuki Sanada and Anna Sawai, the series won a record-breaking 18 Emmy Awards this year.
徳川家康は、アメリカのドラマ『SHOGUN 将軍』の主人公の吉井虎永のモデルです。このシリーズは真田広之とアンナ・サワイが主演し、今年、史上最高の18部門でエミー賞を獲得しました。

過去を説明する際、こうして現在の具体的情報に結び付けると、話が生き生きとして非常に効果的です。

『SHOGUN 将軍』は、大変な話題になったので、YouTubeに真田広之への英語のインタビュー等、たくさん上がっています。お勉強の合間に、こうしたものを見ておくのも勉強になります。

 

▶PEPニュース
・「徳川家康」のプレゼンテーション掲載の書籍『モデル・プレゼンテーション集 過去問編Ⅲ

 

・最新作『モデル・プレゼンテーション集 過去問編20

掲載トピック
蕎麦 関ヶ原の戦い 八十八夜 猛暑日 桃の節句 伊豆諸島 国立西洋美術館 箸 小倉百人一首 厄年 雑煮 ヘルプマーク 琵琶湖 御神酒 ジェンダーレス制服 稲荷神社 日本の国立公園 コミックマーケット

 

・来年(2025年)のPEP特製スケジュール帳ができました。

 

どなたでも無料でダウンロードできます。

これは、もともと私が個人レッスンのスケジュール管理をするために、自作したものです。

通常、起きている時間(朝6時~夜11時)を30分単位で管理できるようになっています。

時間帯には、受講者名、レッスンの名前、そのコマの課題、等、いろいろなことを手で書き込むので、ある程度の物理的な大きさが必要です。私は、このスケジュール帳をA3サイズに拡大し、それをヨコ見開きの装丁にして使っています。

作るのは結構大変だったのですが、市販のものには望めない使いやすさがあり、このスケジュール帳のおかげで、スケジューリングのミスは劇的に減りました。

使いやすさのついでに、教養が身に付く工夫がされています。

和風月名、祝日の英語名、干支の英語名、星座の英語名、等が載っていて、まさに「通訳ガイド用」です(笑)。

たとえば、外国人から “What’s your sign?” と尋ねられて、「え?」では、場が白けてしまいますよね。

これは「あなたは何座?」という質問で、答えは私なら “I’m a Leo. What’s yours?” (獅子座です。あなたは?)となります。

これに対し、相手が “I’m an Aries.” と答えたら、「牡羊座ね」となります。

このスモールトークができるためには、星座の名前を英語で知っておく必要がありますね。

ちなみに、占い関係は「血液型(占い)」が2015年度の二次口述プレゼンに出題されており、こうした話題は試験に出る可能性もあります。