甲府では、武田神社と甲府城へ行きました。
両方とも桜の名所ですが、時期的にソメイヨシノは半分以上、散っていました。
まず、武田神社です。
武田神社は、ご存知、武田信玄の居城「躑躅ヶ崎館」後に創建された、武田信玄をお祀りした神社です。
城郭としての建物は現存していませんが、曲輪や石垣はかなりよく残っています。
いかにも「古城」といった雰囲気で、神社の建物の裏にある野面積みの石垣は、なかなか趣がありました。
(上:西曲輪北側桝形虎口跡)
ソメイヨシノは残念ながら、半分以上、散っていました。
武田信玄は、「風鈴火山」という題で、2015年度の全国通訳案内士試験二次口述プレゼンに出題されています。
これは、なかなか難度が高いトピックといえます。
以下『モデル・プレゼンテーション集 過去問編Ⅲ』より抜粋します。
Furinkazan was written on the battle standard of 16th-century Japanese warlord Takeda Shingen. It was quoted from the famous Chinese classic “The Art of War.”
(風林火山とは、16世紀の日本における戦国大名、武田信玄の旗指物のことです。ここに記された言葉は、中国の有名な古典である『孫子』からの引用です。)
(中略)
『モデル・プレゼンテーション集過去問編3』(「風鈴火山」のモデルプレゼン掲載)
Takeda Shingen was based in Kai, where Mt. Fuji stands. He had the nation’s strongest cavalry, which terrified Oda Nobunaga, a warlord who later almost unified the country, and Tokugawa Ieyasu, who established the Tokugawa Shogunate that lasted 260 years.
(武田信玄は、富士山の麓である甲斐の国を根城にしていました。信玄の騎馬軍団は国内最強の名をほしいままにし、後に天下統一の先鞭をつけた織田信長や、260年続いた徳川幕府を築くこととなる徳川家康を震撼させました。)
(中略)
The strength of the Takedas came from Shingen’s great leadership. He cared about his vassals and won their hearts. He said, “People are castles, stonewalls, moats, empathy is a friend, grudges are an enemy.”
(武田軍の強さは、信玄のすぐれたリーダーシップによるところが大であったといわれています。信玄は家来思いで、下の者から慕われていました。信玄の言に「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」というものがあります。)
(上:大手門後の石垣)
実は、私の中学時代の担任の先生が、武田神社の神主をされていました。
その頃は、その旨聞いても「ふう~ん」で済ましていたのですが、今考えると、武田神社といえば非常に由緒ある神社であり、そこの神主さんというのは、どこにでもいる人とは違いますよね。
もしご存命でしたら、おそらく80代後半ぐらいでしょうか。
現在は、その先生の息子さんが、禰宜として武田神社におられるようです。
今回、参拝した際、社務所におられるどなたかに、消息を尋ねてみようかな、と思ったのですが、結局、聞きそびれてしまいました。
人生最後のチャンスだったかと思いますが、まあ、しょうがないですね。
夕食は、ホテル近くのインド料理屋で食べました。
躑躅ヶ崎館は、武田氏滅亡後、徐々に衰退し、甲斐地方の政治の中心は、甲府城の方へ移ります。
翌日は、その甲府城を見て、東京へ帰ります。
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