花見にはランチがつきものです。神田川で桜を見た後、早稲田近辺で食べたいものがあります。
カツ丼ですね。
カツ丼の起源については諸説ありますが、そのうちの1つが、早稲田説です。
上の写真は、老舗「金城庵」のものです。
創業100年、三島由紀夫がよく訪れた店だそうです。
カツ丼は、外国人観光客の間で人気の「和食」の1つであり、全国通訳案内士試験二次口述にもよく出題されています。
通訳課題で「カツ丼の作り方」というのが、2017年度に出題されています。
通訳問題「カツ丼」掲載の『H29過去問詳解(上)』
プレゼンテーションでは「ご当地B級グルメ」というのが2019年度に出題されています。
私はここで、長野県の駒ケ根市のカツ丼の話を書きました。ただし、こちらは卵でとじたいわゆる「煮カツ丼」ではなく、ソースカツ丼の話です。
「ご当地B級グルメ」掲載の『モデル・プレゼンテーション集 過去問編12』
以下、一部抜粋します。
Gotochi B-kyu Gurume, or Local B-class Gourmet, are various types of regional fast food, such as noodles, curry, and dumplings. B-class in terms of price but “gourmet” in terms of enjoyment and satisfaction, they are a source of pride for many locals.
(ご当地B級グルメとは、各地産の多様な軽食類のことで、麺類、カレー、餃子などがあります。こうした食べ物は、値段の点ではBクラスですが、人々に与える喜びと満足感の点では、まさに「グルメ」の名に値するもので、地域の人々の誇りの源泉となっています。)
(中略)
Among the many Gotochi B-kyu Gurume is Sauce Katsudon from Komagane, Nagano Prefecture. It is a bowl of rice topped with shredded cabbage and a pork cutlet seasoned with special sauce. Seemingly simple cooking, it is a real treat if made with tasty local rice and a secret sauce that local chefs have worked on for many decades.
(こうした数あるご当地B級グルメの1つとして、長野県は駒ヶ根のソースカツ丼があります。このソースカツ丼は、どんぶり飯の上に千切りキャベツと特別なソースで味付けしたトンカツが乗せてあるものです。いかにも単純な料理のようですが、地元の美味しいお米と地元の料理人たちが数十年間研究を重ねて開発した秘密のソースを用いて作ったとき、それは、まさに至上の逸品となります。)