テキストへの書き込み

何かの勉強をする際、基本テキストや資料等に、マーカーやボールペン等を使って書き込みをしていく、というのは、デジタルが普及した今も、定番のやり方ですね。

この書き込み法ですが、これに対して「教科書にマーカーを塗りまくり過ぎて、かえってポイントが分かりにくくなる」という批判があります。

たしかに一理あります。本当に重要な部分だけにマークをすればいいはずですが、勉強の過程では、そもそもどの部分が「本当に重要」なのかが分かりませんので、実際は、初心者が適切なマークをすることは困難です。

この解決策は2つあります。

1つは、後から消すことができる筆記具を使うことです。

今は、蛍光マーカーやボールペンで、後から消せるタイプのものがあります。

このパイロットのフリクション式マーカーは、私も実際に購入して使っています。下は、私が勉強している、スタディサプリの中国史のテキストへの書き込みです。

とても汚い書き込みですね(笑)

このマーカーは、後から消すことができるので、躊躇なく線を引くことができます。

また、インクが紙にしみこまないので、裏うつりしないのも、大きな利点です。

ボールペンもあります。文字を書き込むなら、こちらですね。

また、色鉛筆もあります。こちらは薄く色を塗るような場合に使います。

もう1つの方法は、PDFのプリント教材を使うことです。

PDFで提供されているプリント教材は、書籍の教材とは違い、何回でも自分でプリントをすることができるので、テキストを汚すことが嫌いな人も、躊躇なく書き込みができます。汚れたら、テキストの方を取り換えればいいわけですね。

この目的で私が作成した教材が、PDFプリント教材「ドリル式モデル・プレゼンテーションBest集」です。PDFで配布されるため、かさばらず、欲しい時に何枚でも自分で印刷できます。現在、VOL.1~3まで出ていますが、VOL.3は0円で配布しています。

これまで、書籍『モデル・プレゼンテーション集』で発表してきたモデル・プレゼンテーションのうち、普遍的なお題で興味深いものを選び、これに語彙の注釈やドリル演習を加えた構成になっています。

二次口述特別動画セミナーの「第7講 プレゼン2 演習編」で説明した通り、守破離の「破」の段階においては、モデル・プレゼンテーションをメモに圧縮して、このメモから話す、という「圧縮解凍法」が有効です。この圧縮メモ用の用紙も付属しています。

デジタルとアナログ、両方の良いとこ取りをして、楽しく効率的に勉強いたしましょう!