今年の酉の市

酉の市とは、例年11月の酉の日に、鳥に因む寺社で行われるお祭りです。多くの露店で、威勢よく手締めして「縁起熊手」を売る祭の賑わいは、年末の風物詩であり、全国通訳案内士試験二次口述のプレゼン課題にも出題されています。

「手締め」「熊手」(2020)、「酉の市」(2021)らのモデル・プレゼンテーションが掲載されている『2020-21全国通訳案内士試験 二次口述過去問詳解ダイジェスト

11月の何日が酉の日になるか、は年によって異なります。

2023年(令和5年)の酉の市は、11月11日(土)・11月23日(木)、の二の酉までです。ちなみに昨年は三の酉までありました。

主として関東地方のお祭りで、有名なのが浅草の鷲神社と新宿の花園神社ですね。

私は、花園神社は一昨年、鷲神社は昨年、行ってきました。

 

 

昨年初めて行った浅草の酉の市ですが、付近にはいろいろな観光スポットがあります。

上に挙げた「あしたのジョー」の像もその1つ。

ジョーが丹下団平とボクシングの練習に励むジムは、泪橋という現在は交差点になっている場所です。その他にも、漫画に登場する「聖地」がたくさんあります。

ちなみに、「聖地巡礼」もプレゼンテーションで出題されています(2019年度)。

2018-19 全国通訳案内士試験 二次口述過去問詳解ダイジェスト

吉原にある「吉原弁財天」は、浅草七福神の1つです。

「吉原」はさすがに出題されないかと思いますが(笑)、「七福神」は2021年度に出題されています。

「七福神」が掲載されている『モデル・プレゼンテーション集 過去問編15

昨年、浅草の酉の市に行った際、私は、浅草駅⇒隅田川沿いを山谷堀公園へ⇒土手通り⇒池波正太郎生誕地⇒あしたのジョー像⇒吉原仲ノ町⇒お歯黒どぶ跡⇒吉原弁財天⇒、鷲神社(酉の市)⇒長國寺(酉の寺)⇒樋口一葉記念館、と周り、最後は、東京に残る唯一の路面電車、都電荒川線の三ノ輪橋から戻ってきました。

 

「路面電車」も、2015年度に出題されています。

全国通訳案内士試験 二次口述過去問詳解ダイジェスト(平成27年度分)

都電荒川線は、まことに昭和的情緒あふれる乗り物でした。今も現役で庶民の足として活躍しています。実用一点張り、という感じで、シートのクッションは硬く、長時間座っているとお尻が痛くなりました(笑)。

吉原はちょっと怖いイメージがありますが、日中は全く問題なく観光できます。女性やバックパッカーが普通に吉原神社等、訪れています。