合格点は?得点調整はある?

昨日の全国通訳案内士試験一次筆記を受験された皆さま、大変お疲れさまでした。

さて、受験者の皆さまとしては、ご自身が一次筆記をパスできたのか、二次口述へ進めるのか、大いに気がかりなところですね。

自己採点で、ガイドラインで定められた合格基準点(7割、常識と実務は6割)を大幅に超えていた方は、安んじて次のステップに進めます。しかし、ボーダーライン前後の得点であった科目がある方は、合格点や得点調整があるか、について気になるところです。

この点につき、一般論として答えれば、得点調整は行われます。そして、合格基準点を下げる方向での調整は比較的やりやすく、合格基準点を引き上げる方向での調整は、比較的やりにくい、といえます。

なぜそういえるかというと、資格試験の合格者の数は(自動車運転免許試験などの例外を除き)、政策的に決められるものだからです。

ただ、具体的にどの程度(何点の)調整が行われるのか、は誰にもわかりません。運営側だって、まだこれから採点結果を踏まえ、会議を行って決める予定のはずです。

よって、受験者側が今取る態度として正しいのは「過去は振り返らず先へ進む」です。

一次の結果がどうであろうと、二次口述はいつか必ず受けるものです(最終合格だけが「合格」)。よって、今の時期は筆記試験の結果にかかわらず、二次口述の準備に即着手すべきです。

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