今日から、今年の全国通訳案内士試験一次筆記(8/18)まで、あと46日です。
最終合格のためには、この時期、一次筆記試験の準備と共に、二次口述の勉強も同時並行して行うことをお勧めします。
一次筆記試験の準備をメインにしつつ、サブでできる二次の準備方法として、私がお勧めするのが「プレゼンテーションのタイマー音読」です。
プレゼンテーションの模範解答例(モデル・プレゼンテーション)を、2分のタイマーをかけながら音読する。これだけの単純な演習です。
今から、こうして基礎体力をつけておけば、一次通過者発表(9/27)の後、二次口述(12/8)までの短期間に、ラストスパートが効きます。
全国通訳案内士試験の二次口述は、出題範囲が広く、とても難しい試験です。
よく「あんなにたくさんの解答例を覚えなければいけませんか?」という質問を受けることがあります。
この答は、「イエスかつノー」です。
まず、「ノー」の理由としては、以下のようなものがあります。
①過去問だけでも約400問あり、このような分量を丸覚えすることは現実的でないし、必ず覚えたものから出題される保証もない。
②そもそも、二次試験は、応用力を試す試験であり、丸暗記したことを吐き出すだけで合格、といった趣旨の試験ではない。
③一定のパターンやテンプレといった手段を用いる方法があり、合理的である。
次に、「イエス」の理由として、以下のようなものがあります。
①インプットがなければ、アウトプットは不可能である。
②必要とされるインプット量は、一般的に思われているよりも、かなり多い。
つまり、応用力は大切だが、その基礎となる、必要とされるインプット量は多い、ゆえに準備の時間もかかる、ということですね。
二次口述プレゼンの出題は、興味深いものがたくさんあります。
気に入ったプレゼン解答例を、今からタイマー音読しておくと、一次筆記試験勉強の気晴らしにもなります。
なお、モデル・プレゼンテーションには、無料で入手できるものがあります。
オンラインストアでどうぞ。0円です。
ドリル式 モデル・プレゼンテーションBest集 Vol.3(全国通訳案内士試験二次口述対策)
タイマーについては、上のYouTubeがありますから、もちろん無料です。
モデル・プレゼンテーションを1本、音読するのにかかる時間は、2分間です。
毎日2分が、やがて大きな力になります。
今年の全国通訳案内士試験一次筆記(8/18)まで、あと46日、二次口述(12/8)まであと158日です。
一次通過者の発表が9/27で、ここから二次口述までは、72日間です。