甲信地方へ桜を追って(7)

翌朝は、甲府城を見て、それで帰京します。

泊ったビジネスホテルで、バイキングの朝食を食べました。

右手前にあるのが、山梨名物「ほうとう」ですね。

Hōtō (ほうとう) is a noodle soup and popular regional dish originating from Yamanashi, Japan made by stewing flat udon noodles and vegetables in miso soup. Though hōtō is commonly recognized as a variant of udon, locals do not consider it to be an udon dish because the dough is prepared in the style of dumplings rather than noodles.(Wikipediaより)

「ほうとう」は、山梨県発祥の人気のある郷土料理で、味噌汁で平打ちうどんと野菜を煮込んで作られます。ほうとうは一般的にうどんの一種として認識されていますが、地元の人々は麺を打つスタイルが餃子のようであるため、それをうどんの料理とは考えていません。(ChatGPTの訳)

私の好きなマンガ『美味しんぼ』にも、ほうとうは登場します。「ペンションの名物」というエピソードですね。

美味しんぼ(10)(アマゾンにて)

 

甲府城は、武田家滅亡後、武田氏の居城「躑躅ヶ崎館」(現在の武田神社)に代わって、甲斐支配の中心となった城です。

最初は、豊臣秀吉によって、関東へ移封した徳川家康を監視する目的で築かれました。

 

奥に見える塔は、「甲府城謝恩碑」です。

明治40年の大水害など度重なる水害によって荒廃した山梨県内の山林に対し、明治天皇より山梨県内の御料地の下賜が行われたことに対する感謝と水害の教訓を後世に伝えるために1922年に建設されたものです(Wikipedia)。甲府市のランドマークですね。

 

天守台から、富士山と写真を撮ろうとしたのですが、かすんでいます。鉄塔の左側に薄く映っています。

ソメイヨシノはほぼ散り、八重桜が咲いていました。

甲府城は、江戸時代になると親藩、天領、となり、明治維新を迎えます。

柳沢吉保も、短期間、ここの城主でした。

柳沢吉保は、5代将軍綱吉の腹心ですね。駒込にある「六義園」を築いたことで知られています。

 

今回は、40年ぶりに甲府に立ち寄りました。

これにて、今年の花見は終了です。ここから1年、また仕事を頑張りたいと思います。

中央本線で帰京。昼食は電車で駅弁です。「駅弁」は、通訳問題で2015、2022、に出題されています。