甲信地方へ桜を追って(5)

ランチは、名物「ソースカツ丼」です。

 

先日、東京の神田川でのランチは、早稲田発祥ともいわれる「煮カツ丼」でした。

両方とも私は好きですが、現在はどちらかというと私は「ソースカツ丼」派です。

一見、トンカツとキャベツをどんぶり飯の上に載せただけ、のように見えますが、そうではない。特製ソースに秘密があるのです。

この話は、全国通訳案内士試験二次口述プレゼン課題の「ご当地B級グルメ」(2019年度出題)の解答例に私は書いています。

以下、『モデル・プレゼンテーション集 過去問編12』より一部抜粋します。

Among the many Gotochi B-kyu Gurume is Sauce Katsudon from Komagane, Nagano Prefecture. It is a bowl of rice topped with shredded cabbage and a pork cutlet seasoned with special sauce. Seemingly simple cooking, it is a real treat if made with tasty local rice and a secret sauce that local chefs have worked on for many decades.

(こうした数あるご当地B級グルメの1つとして、長野県は駒ヶ根のソースカツ丼があります。このソースカツ丼は、どんぶり飯の上に千切りキャベツと特別なソースで味付けしたトンカツが乗せてあるものです。いかにも単純な料理のようですが、地元の美味しいお米と地元の料理人たちが数十年間研究を重ねて開発した秘密のソースを用いて作ったとき、それは、まさに至上の逸品となります。)

モデル・プレゼンテーション集 過去問編12』(「ご当地B級グルメ」のプレゼンを掲載)

 

この後、私たちは諏訪の「高島城」へ向かいました。ここも桜の名所です。

 

高島城は、諏訪湖に面する「諏訪の浮城」と呼ばれた城です。葛飾北斎の『富嶽三十六景』にも含まれています。

現在の天守閣は、1975年に復元されたものですが、明治まではオリジナルの天守が存在しており、古写真があります。

現存天守閣は、12であること。ここまで天守閣が減ってしまったのは、江戸時代の一国一城令、明治維新、第二次世界大戦、などが主要な原因である、というのは、通訳ガイド試験的に頻出の内容ですね。

高島城から、歩いて上諏訪駅へ。ここで友人と別れます。

 

この後、私は甲府で一泊します。