食べ物は、旅の大きな楽しみの1つです。九州旅行で食べたものをご紹介します。
博多といえば、まずコレです。もつ鍋。出汁がとてもおいしかったので、一滴残らず飲み干してしまいました。
もつ鍋は、もちろん鍋料理の1つです。通訳案内士試験二次口述プレゼンでも「鍋料理」が2015年度に出題されていますね。
Nabe is tasty, nutritious, and encourages closeness. It is basically a casual homemade dish, but it can also be turned into a delicacy depending on the ingredients. There are regional variations, strengthening love for one’s homeland. So, nabe is the ultimate treat, especially in winter—it certainly warms both body and heart of the people eating together. I hope you enjoy nabe, too.
鍋は美味かつ栄養満点の上、人間関係を深めてくれます。基本的に鍋は気軽な家庭料理ですが、材料によっては豪華な料理にもなり得ます。地域ごとに特徴のある鍋も存在し、これを味わうことは、郷土愛の再確認につながります。このように鍋は、究極のご馳走であり、特に冬において鍋は、食卓を共に囲う人々の身も心も温めてくれます。ぜひ皆さんにも鍋を楽しんでいただきたいと思います。
(『モデル・プレゼンテーション集 過去問編Ⅲ』より抜粋)
次は、有明海の名物、うみたけの炙りです。佐賀で食べました。
うみたけとは、貝の一種です。スルメの柔らかい版、みたいな食感でした。
下は、佐賀牛のセイロ蒸。佐賀は和牛も有名ですね。通訳案内士試験にもそのうち「和牛」という題が出てくる可能性は大です。
下は、上2つと同じ店で出た、ビールとお通しです。「お通し」も、通訳案内士試験二次口述で、プレゼン(2015)、実務質疑(2021)に出題されていますね。
Whether the customers have the right to decline otoshi is debated. Some feel they can, saying izakayas should charge only when the customer has agreed. Others feel it is an established custom and that customers are presumed to have agreed.
In my opinion, the most important thing is for people to have a good time. I recommend that you accept otoshi and enjoy the experience.
お客さんが、お通しを拒絶できるか否かについては、議論の余地があります。拒絶できるという説では、居酒屋はお客の同意がなければ料金を請求できない、と主張されます。一方、反対説では、お通しはすでに確立された慣習であるので、お客は合意しているものと推定される、と主張されます。
私が思うに、要するに大切なのは、皆が楽しい時間を過ごすことでしょう。私はお通しを受け入れて、その場を楽しむことをお勧めします。
(『モデル・プレゼンテーション集 過去問編Ⅳ』より抜粋)
(つづく)