今年度の全国通訳案内士試験二次口述(12/10)まで、あと10日になりました。
今年は、2019年度以来、4年ぶりに「マスクなし」となります。
より正確に言うと、「マスクの着用については、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」となります。このポリシーは、今年5月のコロナ五類移行以来の厚生労働省の立場と同じです。
受験者の側は、まさに自分がマスクを着用するか、については、それぞれ判断することとなります。
もちろん、それでよいわけですが、面接の戦術上、面接室内でマスクは着用すべきか否か、とについては、やはりマスクなしの方が表情が伝わる(コミュニケーション)ので、マスクなしの方が有利と言えるでしょう。
では、面接委員の方はマスクを着用するのでしょうか。
この点については、運営側は明らかにしていません。ただ、事業者においては、感染対策の実施の要否をそれぞれ判断できることになっていますので、試験委員が一律にマスクを着用する、という運用は考えられます。
結局のところ、今年度の全国通訳案内士試験二次口述本試験会場におけるマスク着用の景色がどのようなものになるか、は想像するほかありません。
ただ、こうした試験において運営側は、安全な方を選ぶことが多いと思われます。よって私の予想としては、運営側はスタッフ、面接委員共、マスクを着用する運用になるのではないか、と思います。
なお、英検の二次面接では、受験者側はマスクは個人の判断、運営側はスタッフも面接委員も共にマスク着用、だったそうです。