全国通訳案内士試験は、年に一度しか行われない国家試験です。そのせいか、その年に話題になった事物が出題される傾向があります。
今年は、トニーこと「とにかく明るい安村」が、イギリスのオーディション番組で、大ブレイクしました。
先日、ユーキャン新語・流行語大賞トップ30の発表があり、「I’m wearing pants!」がノミネートされています。
トニーは、2015年に「安心して下さい、穿いてますよ。」がトップ10入りしており、同じネタで言語を変え、2度ノミネートされる、という偉業達成です。
「流行語大賞」は、全国通訳案内士試験二次口述の定番出題ジャンルです。過去20回近い出題があり、昨年も「計画運休」と「線状降水帯」が出題されています(詳細は『2022全国通訳案内士試験二次口述 過去問詳解(上)』。
では、トニーは、来月の二次口述に出題されるでしょうか?
さすがに個人名での出題はなさそうです(笑)。それでも「日本のお笑い芸」等、一般化したお題なら出るかもしれません。プレゼンテーションで出た場合は、具体例として挙げてみてはいかがでしょう(笑)。
One very successful Japanese comedian is Tonikaku-Akarui Yasumura, who is known as “Tony.” This year, he became the first Japanese finalist in Britain’s Got Talent…
(大成功した日本のお笑い芸人の1人に、トニーこと「とにかく明るい安村」がいます。彼は今年、日本人として初めてBGTの決勝にコマを進めました…)
また、芸能関連の出題でなくても、関連付けて話題にすることは可能です。
たとえば、「さっぽろ雪まつり」は世界的に有名なお祭りです。本試験でも、2015年度に出題されています。コロナが一段落し、お祭りが復活した今年、再出題があるかもしれません。
「さっぽろ雪まつり」が掲載されている『モデル・プレゼンテーション集 過去問編Ⅱ』
なお、トニーは、北海道出身で、7年前の日本国内でのブレイクの際、ちゃんとさっぽろ雪まつりに招待されていました!
もしかすると、来年のお祭りでは「全裸ポーズ」の雪像が期待できるのではないでしょうか?
流行語大賞で2回目があったのですから、さっぽろ雪まつりで2回目があってもおかしくありません。
ならば、プレゼンの締め括りで…
I hope next year, the Sapporo Snow Festival’s snow statues will include a naked pose by Tonikaku-Akarui Yasumura, a local hero from Hokkaido. And, don’t you worry. He’ll be wearing PANTS! Thank you.
(来年のさっぽろ雪まつりでは、地元北海道出身のヒーロー、とにかく明るい安村の全裸ポーズの雪像を私は見てみたいと思います。なお、どうぞ安心してください。彼は穿いてますよ!ご清聴ありがとうございました)
はいかがでしょう(笑)。
ちなみに、あくまで自己責任でお願いします(爆)。