本年度の全国通訳案内士試験を受験される皆さん、お待たせいたしました。一次筆記試験の「鬼門」(奇問?)と呼ばれる「一般常識」の予想問題が完成いたしました。
来年以降は、もしかしたら有料化するかもしれませんが(作るの結構大変なんです泣)、今年はとりあえず例年通り、メルマガ読者の皆さま限定で、無料にてご提供いたします。
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問題は、基本的に『観光白書』の最新版(2023)より出しましたが、それ以外の分野からも出してあります。
問題を解かれた後は、答え合わせの結果に満足してしまわず、必ず原典たる『観光白書』の該当ページを読み込むようにしてください。
『観光白書』(令和5年度版)は、国土交通省のホームページより、無料でダウンロードできます。
さて、この『観光白書』、必要とはわかっていても、分量も多く、なかなか読みにくい文書でもあります。
お勧めの読み方の1つとして、まず、一般常識の過去問を3年分ぐらい解いてみます。
筆記試験の過去問(無料)
過去問を見ると、キーワードが分かってきます。キーワードとは、試験に問われるワードのことで、たとえば「訪日外国人」「旅行消費額」「費目別構成」「消費動向」等々です。
こうしたキーワードのある近辺が、いわゆる「出るところ」ですので、こうしたワードを『観光白書』の中に見つけたら、蛍光ペンや付箋で印をつけていきます。
ここで注意すべきは、印をつけて満足してしまわないことです。少し時間を置いた後、印をつけたあたりを中心に、再度読み返すようにすることが大切です。
さて、この作業をするには、道具も使いやすいものを使いたいですね。
まず、蛍光ペンを使うためには、観光白書はレーザープリンターで印刷するのがお勧めです。インクジェットプリンターだと、水性のインク同士なので、字がにじんでしまいます。
また、片面印刷だと嵩張ってしまうので、良質の紙に両面印刷するのがお勧めです。
蛍光ペンは、私は片手で扱えるノック式のものを愛用しています。
付箋は、程よく小さく、色がついているが透明で、下の文字を隠さないものが使いやすいと思います。