こんにちは。杉森です。
さて、まず表題の答ですが、答は Georgia ですね。発音もスペリングも、あの「ジョージア」と同じです。(※)
我々が英語を学ぶ上で、外国の名前(国名)は、たいていカタカナで固有名詞なので、意識して単語帳などを使って覚えることが少ないようです。
しかし、この例を見てわかるように、たとえ固有名詞でもカタカナのままで通用するとは限らないのですね。
私が会議通訳小教室(PEPの最上級講座)で使用する教材には、政治家の記者会見などのものが多くあります。その中で、英語で「イラン」というのが聞き取れない方が、結構いらっしゃいます。
イランは Iran なので問題なさそうですが、アクセントが第2音節にある関係上、日本語の発音しか知らない人は聞き取れないのですね(「ぁラーン」のように聞こえる)。
また、単に発音だけでなく、その国自体をよく知らないことがあります(世界には約200の国と地域がある)。
今はさすがに少なくなったと思いますが、数十年前まで欧米では、日本と中国と韓国の区別があいまい、という人が結構いたように思います。
もし、私たちが海外旅行に行って現地でガイドさんを雇った際、そのガイドさんが日本と中国と韓国との区別がついていなかったら、ちょっとガッカリしますね。
日本で通訳ガイドをやる人は、同じ思いを海外からのお客さまに対していだかせないよう、努めるべきでしょう。
はい、そこで教材を作りました。
スキマ時間を活用するリングカードを使い、国名を日英両語で、国旗と結び付けて覚えます。
「英語」に必要なのは「社会」です!
詳細はオンラインストアをご覧ください。
※2015年以降、正式な日本語における国の呼称を「グルジア」から「ジョージア」へ変更したが、一般にはまだ「グルジア」はよく聞かれる。
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