前々回の投稿で、私は、全国通訳案内士試験合格後、この資格を生かして起業する際にお勧めの方法として、YouTubeによる発信を始めることをあげました。
ただ、これまで全くYouTubeをやったことがない人にとっては、はじめの一歩がハードルが高いものと思われます。
この「ハードルの高さ」については、いろいろな要素があることでしょう。
ある人は、心理的な障害(「恥ずかしい」等)であり、別の人はやる気はあってもノウハウがない、という障害かもしれません。
私がPEP英語学校を始め、YouTubeも始めた際は、「自分は人に雇われる働き方がどうしても合わない。自営業しか生きていく道がない」と思い詰めていました。「会社に雇われないで働く、自分で商売をする」とは、会社の看板ではなく、自分の顔を売る、ということです。よって、心理的な壁があったとしても、これは乗り越えなければならない、と私は思っていました。
とりあえず、何をどのように動画にすればいいかもわかりませんでしたが、「とにかく動画を投稿する」「恥を捨て鉄面皮になる」の2つをやってみようと思い、何と自分で歌を歌って動画に撮り、それを投稿しました。
英語学校とは全く関係のない動画でしたが、とりあえず何でもいいから着手してみると、その次に何をすればいいか、徐々にわかってくるものです。その後、講座の説明をする動画や、セミナーの様子を撮った動画等の投稿を続けました。もちろん、初期のクオリティはダメダメでしたが、こういうことはやりながら徐々に上達していくものです。
(つづく)